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シンドラー工場のカイザーパノラマ

シンドラーの工場の館内には大きな円柱状の展示物があります。それはカイザーパノラマ(ドイツ語 のKaiserpanorama)といいます。

カイザーパノラマを一度に25人が取り囲んで、ビューワーを覗き込んで、内部の写真を鑑賞することができます。写真が回転して次々と違う画像を見せてくれます。カイザーパノラマは1890年前後に発明された3次元映像のアトラクションです。19世紀末と20世紀頭にヨーロッパ中にブームとなっていましたが、映画館の普及とともに徐々に去っていきました。

館内のカイザーパノラマは100年以上前に作られたものであり、20世紀70年代まではクラクフの中央広場の近くに設置されていました。とても長い歴史のあるものですが、2二次世界大戦直前のクラクフの雰囲気を再現するためにシンドラー工場で公開されています。故障しやすいものなので、写真が回転しない場合もあります。

内部の写真は実際に30年代に公開されたものです。一部は1938年のオーストリアのアンシュルスの際に開催されたイベントの映像です。この写真を見たクラクフの人々は戦争勃発の恐怖と緊張を初めて感じたでしょう。カイザーパノラマはアトラクションだけではなく情報通信という役割も果たしていたといえます。